症例」カテゴリーアーカイブ

成長期のかかとの痛み

高学年の小学生です。

サッカーをしており、かかとが痛いと来院しました。
サッカーや陸上などの競技で、踵の痛みはシーバ病が多いです。

踵にこれから大人の骨になる軟骨があるのですが、その軟骨がアキレス腱の引っ張りや、かかとからの突き上げる衝撃で
軟骨に亀裂が生じたりします。

2~3週間おとなしくしていれば治りますが、説得しても競技を続けてしまう子が多いです・・・
踵骨骨端症
かかとのエコー画像です。
少し亀裂が入っております。
2週間は安静にしてもら約束をしてインソールをしてもらいましたが・・・試合にでたそうです。
子供は自分では運動量を調整出来ません。
親御さんやコーチなどの大人の協力が必要になります。

今後も楽しくスポーツを楽しみたい場合は成長期における運動量の調整が重要です。

お子さんが異常を訴えた時は少し治療には遅い場合が多いので、周りの大人が見てあげるような環境が日本には必要ですね。

1年経った足首捻挫後の違和感

ATFL
左側の画像が正常の足首です。

1年前に捻挫をして前距腓靭帯(ATFL)という靭帯を断裂した患者さんです。
最近また違和感が有るとのことでご相談を承りました。

1年前は数日経過し、とても腫れており骨折を疑いましたが、レントゲンでは骨折は写りませんでした。
治療は固定をして頂きましたが、その後仕事が忙しくあまり通院できませんでした。
下記は一年前です。急いで撮影したので、左右逆になってます。(左の画像が受傷した方です。)
一年前のATFL損傷

エコーの画像では損傷部位が黒く描写されているのが分かります。
1年経った現在でも黒く描写され、靭帯としての機能はしておりません。
やはり初期の治療がとても重要で、今思えばギプス固定までしてしまえば良かったと思います。

しかし、この様な靭帯損傷は多く、昔捻挫をした所が違和感がある場合、治療はトレーニング、リハビリが主となります。
足首の周りの筋肉を鍛えます。
飛田給鍼灸整骨院ではテクトロンなどの電気治療器で筋肉を強化するモードにてEMS治療をします。
ご自宅でもトレーニングをして頂きます。

昔捻挫をして違和感があったり痛みがある、などお悩みがありましたらご相談下さいませ。

腓骨外踝骨折 くるぶしの骨折

こんにちは。

整骨院の仕事には捻挫などに加え、骨折の患者さんが来院される事もあります。

多いのが足首周りの骨折です。
開院してから数名の来院があります。
飛田給鍼灸整骨院では超音波画像診断装置を使用して診察します。

殆どの方が捻挫かな?程度で来院されますが、
腫れの具合や特徴的な痛み方などから推測し画像で調べてみると、
骨折している場合があります。

この画像も足の腓骨という骨の骨折です。
910005

超音波画像装置は放射線の被曝などの心配はありません。
また、直ぐにその場で観察出来るので説明をしながら診察が出来ます。

適切な治療を行えば4~5週間のギプス固定。
その後リハビリを開始しますが、複雑な骨折の場合はリハビリのほうが期間を
要する事が多いです。

捻挫だと軽んじずに、怪我をした時は早めに治療を受けましょう。

腓骨外踝骨折

こんにちは
余り知られていないかと思いますが、整骨院(接骨院)では医師の許可があれば、骨折、脱臼の治療が可能です。
勿論、柔道整復師は学校や現場でも勉強をします。
捻挫と思い来院され実は骨折だったというケースはわりと多く、当院でもよく拝見いたします。
飛田給鍼灸整骨院では超音波画像診断機を使用し捻挫や骨折などの診察をします。

一例を 外踝fr前距腓靭帯

足をひねり来院されました。 捻挫を疑い超音波で診察しました。
やはり前距腓靭帯(赤い部分の間の黒い部分)に損傷(断裂)があり、固定を致しました。
外踝骨折

一週間経過しても腫れが引かないので、骨折を疑い提携の病院に診察をおねがいしました。
結果はやはり外踝骨折(そとくるぶし)の骨折でした。
受傷当初は超音波画像でも腫れの影響なのか、骨折線が確認し難く一週間経過すると骨折線ははっきりでています。(左、と下の画像)
ギプス固定と骨癒合を促進する超音波治療器を使用し治療中です。
骨癒合には6週間程かかります、超音波治療を行うと骨癒合が早くなる事が判っており、始めはできるだけ毎日通院して頂き 治療を致します。 捻挫と軽く考えずにお早めに診察を受けましょう。
外踝fr2w

オスグット・シュラッター

こんにちは、今週末は味の素スタジアムはAKB総選挙だそうです。
皆さんは誰推しですか?

味の素スタジアムや、多摩川などのランニング環境、昨今のランニングブームで多い怪我の一つ。
オスグット・シュラッター

脛骨粗面(けいこつそめん)という膝下の骨に、太ももの大腿四頭筋のつながりである膝蓋靭帯(しつがいじんたい)
が付着します。
オスグット初診患部健側2wlオスグット

※左図 痛みが出てから2週間位です。左側半分が左膝です。成長期なので軟骨があり一見折れている様に見えますが、
軟骨が開いているのと、粗面に不整(黄色矢印)が認められます。白いのは膝蓋靭帯です。

※右図 治療一ヶ月の状態です。大分不整面は綺麗になりましたが、運動強度を上げると少し痛みます。
又、軽度の圧痛もあります。

継続治療中ですが、少しづつ運動を再開して痛みの程度を慎重に観察してもらいます。
基本は痛みを感じたら中止。

【治療】
パルス超音波治療を可能な限り毎日ですが、週2回治療してました。
パルス超音波治療は骨折の癒合を1/4期間早めるので有効でした。
※普通の超音波治療器では不可能です。

超音波治療は使用方法にコツが必要で、私達も日々研究しております、オスグットには今まではマッサージや、電気治療など
筋肉を緩める事に重点を置いておりましたが、パルス超音波治療機能を使用することで骨に直接治療が可能となりました。

休める時にしっかり休んで、他の筋肉強化を指導し、当院では電気治療器のEMSという筋力強化モードを使用して不安を解消します。

なんとなく治るかな?と運動を続ける前に一度ご相談下さい。

ランニング障害について

こんにちは、飛田給鍼灸整骨院 院長の叶内です。

興味深い資料を発見したのでお知らせします。

骨・関節のランニング障害に対しての提言
ランニングのおける怪我の頻度を距離から観察した資料です。

以下資料から一部抜粋

ランニング障害は走行距離が長くなるほど高率になる。

一般的に、障害を予防するためには平均の一日走行距離を
中学生で5 ~ 10 km(月間200 km),
高校生は15 km(月間400 km),
大学・実業団で30 km(月間700 km)にとどめることが望ましい。

なお中高年ランナーでは、加齢による運動器の退行性変性が存在し、
 腰痛・膝痛 が出現しやすいので,メディカルチェックを受けると共に、
月間走行距離を 200 km 以内 に止めることが望ましい。

とても素晴らしい資料なのです、1点気になる所が

中高年女性ランナー 44 名を対象に同様の調査を行った結果では,
疼痛は膝痛 23 名(60.5 %),腰痛 13 名(34.2 %)と出現頻度が高い。
膝痛,腰痛の出現頻度は50 ~ 60 歳代で
月間走行距離が150 km 未満の群が150 km 以上の群よりも明らかに高く,
退行性変性そのものが影響していることが考えられる。

150キロ未満の方の方が発症率が高いということは
150キロ以上走れる方の機能はまだ退行変性が少ないから?
私はそのように考えました。
また、当院で最も多いシンスプリントについては記載が有りませでした。

ランナーの皆さん、月間の距離は測っていますか?
男性では月間200キロ、女性では月間150キロに抑えるのが望ましい。
これでも結構な距離だと思います。

故障をしてしまっては楽しめません。
柔らかい路面にて5キロから、ゆっくりと会話の出来るペースで、
痛みを感じなければ1キロ増して・・・の繰り返しをアドバイスします。

LSDトレーニングという方法があります。
ロング・スロー・ディスタンス 
遅いペースで、長い距離を、会話の出来るペースが望ましいと言われております。

治療がメインの勉強をしてきたのでスポーツのトレーニングについては
専門家のが沢山いらっしゃいます。

飛田給鍼灸整骨院では、治療という観点からのトレーニングを
一緒に考えてご提案出来ればと思います。
特殊な電気治療など治療機器を応用した筋力強化などをご提案します。

多摩川や調布、府中の武蔵野の森公園からも近い当院はランニングを楽しんでいる方も多く
上記の様な症状でお悩みでしたら、ぜひ一度ご来院下さい。

つくし?昨日多摩川で撮りました。ランニングやBBQの方が沢山居ました。
写真 2014-04-13 11 39 16

テニス肘 上腕骨外側上顆炎 肘の痛み

外側上顆炎

こんにちは叶内です。
今回は私も学生時代に体験しましたテニス肘について

テニス肘 上腕骨外側上顆炎

テニス歴20年近くの男性の肘です。
試合が数日続き、初めて肘が痛くなり来院されました。
肘の外側~手首にかけての痛みがありました。

痛みの誘発テストが陽性で、腫れが少し有るので超音波で検査しました。
左半分が右肘 右側の左の肘と比べ、赤い線部分の筋肉が肥厚しているのがわかります。

上腕骨外側上顆という部分に指などの運動に関わる筋肉がくっついています。
繰り返し手首に負担をかけることでこの部分に負担がかかり、
上腕骨外側上顆に変形が起こり、簡単なきっかけで増悪します。

治療
こじらせてから来院される方が多く、治療は難儀します。
早めの治療や予防処置が重要で、マッサージ治療、温熱療法、鍼治療が有効です。

どうしても動かさなければならない場合はサポーターを装着して頂き、
必要以外に手首を動かさない様に指導します。

「次の日大事な試合があるから」と来院される方が多く、
治療で一時的に痛みは収まりますが、
その後のケアが重要です。

痛みの酷い時は
週に2回程の治療で、鍼通電、グローブ治療、マッサージ治療を行います。
時間は30分程要します。

以前から痛みがあり、増悪したケースでは治療に概ね半年位かかる事が多いです。
なぜなら、手関節は日常でも使用頻度が高い関節なので、絶対安静が難しいのです。

予防
手関節を動かす筋肉の炎症なので、手首を下に伸ばすストレッチ。
アイシング、マッサージ治療。
硬くなりやすい筋肉なので、日頃からのケアが必要です。
痛みの強い時はとにかく動かさないのが基本です。

私もテニスを学生時代やっておりましたので、肘の痛みは理解できます。
重要なのはいかに手首に負担を掛けない事。
フォームのチェックや、負担の掛らない様に生活環境の改善をアドバイスさせて頂きます。

テニス肘とありますが、テニス以外でも発症します。
ゴルフでダフった、塗装屋さん、重い荷物を運ぶお仕事、
いずれも手関節に負担のかかるお仕事です。

似たような症状ですと、頚腕症候群、胸郭出口症候群、四十肩、五十肩なども同じ部位に痛みを出す場合があります。

こじらせる前に早めの治療をお願いします。

足底筋膜炎

足底筋膜炎

足底筋膜炎

フルマラソン途中から足底に痛みを感じつつ完走!
受傷後は足を着く事も困難でした。
マラソンや駅伝など固い路面で走る競技、そのような環境で練習を重ねると起こりやすいケガです。

診察
 
レントゲンでは骨には異常はありません。
超音波画像は、上が皮膚です。

赤い線で囲った所は 短小趾屈筋 かとおもわれます、左足に比べ右足(左の画像)がかなり腫れておりました。
外見は異常はあまり見られませんでした、圧痛が著しく押すと痛みを回避する程でした。
痛み方から考えると、行軍骨折という足の骨折を疑いましたが2回のレントゲンで異常なし。

治療

骨の微小な損傷も視野に入れ、足底の安静を図る為に軽い固定、消炎マッサージ処置、グローブ治療にて損傷した神経の修復を促しました。
やや違和感が残るも週一回の治療にて3ヶ月程で様子をみさせて頂きました。
あとは末梢神経の損傷が治れば大丈夫だとおもいます。

この様なケガの場合、損傷部分は修復されても痛みが残る場合があります。
痛みが続く場合末梢神経の修復に時間が掛かる場合があり
グローブ治療や、プローブ治療という特殊な端子を使用した電気治療を施術します。
温める という単純な治療も効果があります。

スポーツのケガの場合「そのうち治るだろう」と考えてしまうのも特徴かと思います。
2週~3週経っても治らないと来院される方が多いです。
こちらの患者さんの場合、直ぐにアイシングや外科を受診していたので治療の反応も良かったです。

走るという単純に見えるスポーツですが、フォームのチェックや鍛えるべき筋肉などは
プロに一度見てもらうべきだと思います。

飛田給には味の素スタジアムにランニングクラブもありますし、多摩川にもランニングクラブが有ります。
少しの勇気が後々の楽しいランニングライフに繋がると思います。

前距腓靭帯損傷 足首の捻挫

 

前距腓靭帯断裂

 

20代男性
前距腓靭帯損傷

足首の外側にある靭帯の一つです。
足首の捻挫です。

超音波検査

受傷後しばらくして来院されました。
左が患側で、右が健側です。他院にてレントゲンでの異常は認めませんでした。
腫れが著しく、青紫色に腫れておりました。
損傷しやすい靭帯で、サッカー、アメフト、ラグビーなどストップ&ゴーが続くスポーツにて良く損傷します。

足首を内側に返した時に損傷しやすい靭帯です。
比較的良く診る損傷です。

超音波の画像

白い線が骨で、赤い線が靭帯です。

左の患側の画像は赤い線の部分に黒く低エコー領域が見られます。 恐らく出血です。
右の健側の画像は赤い線の部分に フィビラーパターン(繊維の線) が写っております。

治療

簡単なギプス固定と消炎鎮痛処置です。
治癒には3週程度必要です。

頻度の多いケガですが、靭帯の損傷よりも骨折を合併しやすいです。
とくに、足の小指の付近の骨折、くるぶしの骨折など捻挫よりも骨折の心配があります、
捻挫と簡単に考えず早めに受診して下さい。

完全断裂である場合、実業団やプロ選手だと選手生命に関わります。

早期治療が重要で、アイシング、消炎処置、固定です。
足首を動かさないように固定します。
2週間程固定すれば腫れも引くでしょう。
完全に断裂している場合は専門医を紹介致します。

予防

足首の関節はスネやフクラハギの筋肉が関与します。
過度な練習や筋肉が硬いままスポーツをすると、足首の動きが悪くなりケガにつながります。
マッサージクリームを使用したマッサージ治療、鍼灸治療がお勧めです。

ハムストリングスの肉離れ

肉離れUS

ふとももの裏の肉離れ

40代女性
サッカー中に受傷。
サッカーは急な動作が多く、走りだす瞬間などに肉離れを起こします。
府中や調布はフットサル場も多くサッカーのケガも多いですね。

受傷後は腫れも酷く、内出血もあり皮膚が紫色に変色しておりました。

画像下にある横線が大腿骨です。
黄色で囲んだ部分が筋肉の繊維が部分断裂した所です。
この画像は受傷直ぐでしたので黒く写りませんが、一週間後の画像では黒く写り出血を認めました。

治療

圧迫帯でしっかり固定し、消炎剤を使用して軽くマッサージ治療。
週2回の治療にて1ヶ月程でスポーツを再開し、瘢痕化しましたがそのうち消えると思います。
ももの裏は肉離れの好発部位です、初期にしっかりと治療すれば回復は早いです。
主にサッカー、アメフト、ラグビーなどに多く、ストレッチやウォーミングアップが重要です。

予防

マッサージ治療、ストレッチが有効です。
瘢痕化して固くなってしまうので、マッサージ治療にて予防します。
固く残ってしまう場合がありますが、鍼治療やグローブ治療で瘢痕化した筋肉をゆるめます。

仕事の後や疲れている時に無理をして練習をすると、なにげない運動がケガにつながります。

筋肉は一度負荷をかけると、回復に48時間程必要です。
運動のあと約48時間後に再度負荷をかけると、超回復という現象が起きこれが筋肉の強化につながります。
しかし、その48時間以内に負荷をかけるとただの疲労になり筋肉の強化にはなりません。

同じ場所を鍛えるには2日に一回程度の運動が効率がよいです。
計画的に練習をすればケガも少なく、効率よく鍛えられますね!
ケガの最中でも筋肉が萎縮するのを抑えれば復帰もはやいです。

静岡に勤務していた時はやはりサッカー大国
老若男女問わずフットサルやサッカーを楽しんでいる方が多かったです。
調布もFC東京の拠点です、サッカーやフットサルでのお怪我でお悩みの方はご相談くださいませ。