月別アーカイブ: 2015年7月

腱板損傷

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腱板損傷を疑える症例です。

症状
上腕側方挙上時、前方挙上時、結帯動作にて疼痛発現。

検査
ドロップアームテスト陽性
ペインフルアークサイン陽性

視診
上腕を挙上時反対側の手を沿えなければ挙上できない。
腱板部に異常は見れらない。

エコーにて検査をすると、棘上筋に低エコー領域があり、損傷、または断裂を疑った。

電気治療にて痛みの治療はできるが、治療は保存療法か外科的な方法か医師に対診をおねがいしました。

軽度の損傷であれば保存的な治療が可能ですが、上腕の挙上が重度に障害されていましたので、今回のケースは非常に迷うケースです。

いわゆる五十肩に似たような症状なのですが、やはり早めの医療機関の受診をお勧めします。

当院ではエコーも使用し検査をした結果、重篤な場合はしかるべき医療機関へご紹介しております。

肋骨骨折

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肋骨骨折は多い症例です。

基本的には直接当たったりして負傷することが多いです。

まれに咳やくしゃみなどでも折れる事があります。

レントゲンでは見づらい骨折ですが、エコーを併用使用すると見つけることができます。

治療は痛みが有る場合はバストバンドで固定すると楽ですが、2週間位は動いたりすると痛みがあります。

4週間位で骨癒合がみられます。

当院では低出力パルス超音波にて骨癒合を促進させる治療が可能です。

脇腹に痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。