腱板損傷を疑える症例です。
症状
上腕側方挙上時、前方挙上時、結帯動作にて疼痛発現。
検査
ドロップアームテスト陽性
ペインフルアークサイン陽性
視診
上腕を挙上時反対側の手を沿えなければ挙上できない。
腱板部に異常は見れらない。
エコーにて検査をすると、棘上筋に低エコー領域があり、損傷、または断裂を疑った。
電気治療にて痛みの治療はできるが、治療は保存療法か外科的な方法か医師に対診をおねがいしました。
軽度の損傷であれば保存的な治療が可能ですが、上腕の挙上が重度に障害されていましたので、今回のケースは非常に迷うケースです。
いわゆる五十肩に似たような症状なのですが、やはり早めの医療機関の受診をお勧めします。
当院ではエコーも使用し検査をした結果、重篤な場合はしかるべき医療機関へご紹介しております。