足の痛み」カテゴリーアーカイブ

第五中足骨骨折

久々の更新で申し訳ございません。

いろいろな興味深い症例はあるのですが、時間をみてピックアップしたいと思います。

今回はよくある骨折で足の小指側の骨の骨折です。

捻挫したついでに折れることが多く、地味に日常生活が不便になります。

LIPUSを(超音波)ご希望されて来院されました。

骨折後固定をされなかったので少し転位がありますが、、、

おそらく骨癒合はするとおもいます。

ここの骨折は特に後遺症も残らないと思うので、4週間くらいで通常の生活に戻れるとおもいます。

アキレス腱の痛み

IMG_0281※画像転載禁止

アキレス腱の付着部の痛みの患者さんです。

階段の昇降時などアキレス腱にテンションがかかる時に痛みがありました。

アキレス腱の炎症を疑い足底板で様子もみておりましたが、時間を頂きエコーで診察しました。

左の健側とくらべ、アキレス腱付着部に骨棘の様なものが写りました。

足底板で様子見るのと炎症を抑える治療で良いと思いますが、あまり痛みが続くようでしたら外科の受診を勧めました。

※ブログなどの症例写真は問診時などに予めエコーの研究やMPSの研究のための掲載の可否を伺っております。

変形性股関節症

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生まれつき股関節に傷害を抱えておられる方の股関節です。

エコーにて股関節を観察してみました所、やはりコブの様に股関節に変形がありました。

正常な側は綺麗なくびれのある股関節ですが、患側はコブの様に変形しております。

骨に異常が有るので根本的な解決には手術が有効かと思いますが、

まだお若い方なので、手術はいずれとして、それまで頑張りたいとのご相談を頂きました。

【 治療 】

痛みに関しては、痛みの分布を調べてトリガーポイント治療を施術します。

殆どの方は変形のある側の股関節の筋肉が低下しております。

運動療法が重要となり、当院ではチューブトレーニングを取り入れております。

テクトロンという治療機器にトレーニングモードがありますので、それを施しながらトレーニングをしたり、

グローブ治療を併用し筋肉の反応をよくするトレーニングをしております。

しかしながら、変形性の痛みはとても時間がかかる場合が多いですが、しっかしトレーニングをしますと、

一年後の痛みが違います。

この様なお悩みがありましたらご相談くださいませ。

アキレス腱断裂

写真 2014-12-18 9 20 25

整骨院で働いているとわりと多い症例です。

黄色い◯の所が断裂部分です。

アキレス腱はエコーを使用すると簡単に見つける事ができます。

アキレス腱は完全に切れてしまう事が多いのですが、この方の場合その寸前だった模様です。

早めに発見できてよかったです。

異常を感じたらやはり早めの医療機関の受診をお勧め致します。

ふとももの肉離れ

大腿肉離れ解

肉離れが続きますね。

この時期運動会や、いろいろなスポーツの大会が続きます。
普段あまり運動をしていないお父さん、お母さんの怪我が増えます。

こちらの患者さんは40代男性で、野球をしていて受傷しました。野球は経験者です。
はじめてこの様な怪我をされたそうです。
この時期は朝の冷え込みもあります。
週末の運動で普段の疲労が取れていない状態で運動をすれば。思わぬ怪我に結びつきます。

治療は
バンテージで圧迫固定をしました。
ただ今回は結構深い所の筋肉が損傷しており、固定も難しいかもしれましせんが、包帯ではなく強力なバンテージにて固定しました。
エコーで観たとこと皮膚から5cm位下なので超音波もギリギリ届くかという所です。

これからの季節は運動前にしっかりとマッサージやストレッチをして、筋肉にしっかりと血流を確保して運動をしましょう!

飛田給鍼灸整骨院では
試験的にこの季節、スポーツ用のマッサージオイルを導入しました。
自転車競技の盛んなヨーロッパではオイルマッサージが主流です。
ぜひお試しくださいませ。

1年経った足首捻挫後の違和感

ATFL
左側の画像が正常の足首です。

1年前に捻挫をして前距腓靭帯(ATFL)という靭帯を断裂した患者さんです。
最近また違和感が有るとのことでご相談を承りました。

1年前は数日経過し、とても腫れており骨折を疑いましたが、レントゲンでは骨折は写りませんでした。
治療は固定をして頂きましたが、その後仕事が忙しくあまり通院できませんでした。
下記は一年前です。急いで撮影したので、左右逆になってます。(左の画像が受傷した方です。)
一年前のATFL損傷

エコーの画像では損傷部位が黒く描写されているのが分かります。
1年経った現在でも黒く描写され、靭帯としての機能はしておりません。
やはり初期の治療がとても重要で、今思えばギプス固定までしてしまえば良かったと思います。

しかし、この様な靭帯損傷は多く、昔捻挫をした所が違和感がある場合、治療はトレーニング、リハビリが主となります。
足首の周りの筋肉を鍛えます。
飛田給鍼灸整骨院ではテクトロンなどの電気治療器で筋肉を強化するモードにてEMS治療をします。
ご自宅でもトレーニングをして頂きます。

昔捻挫をして違和感があったり痛みがある、などお悩みがありましたらご相談下さいませ。

シンスプリント

シンスプリントの治療について。

【原因】
ランニングや、ストップ&ゴーが多いスポーツに多くみられます。
痛む場所はスネの内側の下1/3位のあたりにズキーンとした痛みが走ります。
ヒラメ筋や後脛骨筋が走行しているのですが、その筋肉が骨に付着する場所が痛む訳です。

原因は多岐にわたるのですが、O脚や偏平足などが多いです。
超音波画像では骨膜が肥厚している場合が多く、ひどい場合は疲労骨折もみられます。
脛骨というスネの骨は少し湾曲しているのですが、
この湾曲が他の方より強い場合などは靴のインナーなどを作成して対応するしかありません。

【治療】

痛みが強い場合は消炎鎮痛処置をおこないます。
腫れを抑える塗り薬などを使用し、低出力の超音波治療をします。
偏平足なども改善しなければなりません。
テーピングやトレーニングをして頂き、傷んだ場所に負担が掛らない体つくりを目指します。

【予後】

一度治っても再発する場合が多いです。
特に成長期のお子さんは膝のオスグット病も併発している事も多く治りも悪いです。
無理に部活などを続けてしまうと、非常に治りが悪く、
部活やスポーツの頻度などを一度考えなおして頂き、治療計画を立てます。

【予防】

予防には足底の筋肉を鍛えます。
また、フォームや靴のヘリ具合などをみて、インナーなどを入れてみます。
簡単なテーピングでも予防できることが有ります。

痛みを感じたらまずは安静にして休むことが、シンスプリントの治療では一番重要です。
そのうち治るだろう・・・と思う過ごしていると悪化の一途を辿ります。

早めの治療を心がけましょう。
お気軽にご相談下さい。

飛田給鍼灸整骨院

腓骨外踝骨折

こんにちは
余り知られていないかと思いますが、整骨院(接骨院)では医師の許可があれば、骨折、脱臼の治療が可能です。
勿論、柔道整復師は学校や現場でも勉強をします。
捻挫と思い来院され実は骨折だったというケースはわりと多く、当院でもよく拝見いたします。
飛田給鍼灸整骨院では超音波画像診断機を使用し捻挫や骨折などの診察をします。

一例を 外踝fr前距腓靭帯

足をひねり来院されました。 捻挫を疑い超音波で診察しました。
やはり前距腓靭帯(赤い部分の間の黒い部分)に損傷(断裂)があり、固定を致しました。
外踝骨折

一週間経過しても腫れが引かないので、骨折を疑い提携の病院に診察をおねがいしました。
結果はやはり外踝骨折(そとくるぶし)の骨折でした。
受傷当初は超音波画像でも腫れの影響なのか、骨折線が確認し難く一週間経過すると骨折線ははっきりでています。(左、と下の画像)
ギプス固定と骨癒合を促進する超音波治療器を使用し治療中です。
骨癒合には6週間程かかります、超音波治療を行うと骨癒合が早くなる事が判っており、始めはできるだけ毎日通院して頂き 治療を致します。 捻挫と軽く考えずにお早めに診察を受けましょう。
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超音波治療

こんにちは。
飛田給鍼灸整骨院 叶内です。

一部の患者様にはご案内しておりましたが、新しい治療機器のご案内を致します。

超音波治療

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1秒間に100万回、150万回、300万回の超音波を出し、感じられない程の振動での微細なマッサージ効果や、組織を震わせる事による摩擦熱を利用した温熱効果があります。

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要約しますと、細かい振動マッサージに暖かい感じがして、
血流が良くなり、怪我の早期治癒や、痛みを和らげる。
そして関節などの動きも良くなります。

開業当初の想定よりも、スポーツのお怪我の患者さんが多く来院され、超音波画像診断器や超音波治療器を導入しております。

【適応】
筋肉や、靭帯などの柔らかい所のお怪我に効果的です。
例えば、テニス肘、肉離れ、むち打ちや、捻挫、靭帯損傷、拘縮予防、ぎっくり腰、など

使い方を応用すれば、肩こりや腰痛にも効果があります。

骨折の癒合を1/4期間早める効果が実証され、各種医療機関でも使用されております。

感覚としては暖かい感じがあり、痛みは殆ど感じません。

痛みが強い、拘縮が著しいなど極端な例を除けば効果は直ぐに体感できると思います。
Jリーグなどのスポーツ機関では殆どの所で使用されています。

お怪我の予防から、治療までこなす万能な治療機器です。
是非、一度体感してみてください。

【治療費】
超音波治療 一部位 210円(税込み)

足底筋膜炎

足底筋膜炎

足底筋膜炎

フルマラソン途中から足底に痛みを感じつつ完走!
受傷後は足を着く事も困難でした。
マラソンや駅伝など固い路面で走る競技、そのような環境で練習を重ねると起こりやすいケガです。

診察
 
レントゲンでは骨には異常はありません。
超音波画像は、上が皮膚です。

赤い線で囲った所は 短小趾屈筋 かとおもわれます、左足に比べ右足(左の画像)がかなり腫れておりました。
外見は異常はあまり見られませんでした、圧痛が著しく押すと痛みを回避する程でした。
痛み方から考えると、行軍骨折という足の骨折を疑いましたが2回のレントゲンで異常なし。

治療

骨の微小な損傷も視野に入れ、足底の安静を図る為に軽い固定、消炎マッサージ処置、グローブ治療にて損傷した神経の修復を促しました。
やや違和感が残るも週一回の治療にて3ヶ月程で様子をみさせて頂きました。
あとは末梢神経の損傷が治れば大丈夫だとおもいます。

この様なケガの場合、損傷部分は修復されても痛みが残る場合があります。
痛みが続く場合末梢神経の修復に時間が掛かる場合があり
グローブ治療や、プローブ治療という特殊な端子を使用した電気治療を施術します。
温める という単純な治療も効果があります。

スポーツのケガの場合「そのうち治るだろう」と考えてしまうのも特徴かと思います。
2週~3週経っても治らないと来院される方が多いです。
こちらの患者さんの場合、直ぐにアイシングや外科を受診していたので治療の反応も良かったです。

走るという単純に見えるスポーツですが、フォームのチェックや鍛えるべき筋肉などは
プロに一度見てもらうべきだと思います。

飛田給には味の素スタジアムにランニングクラブもありますし、多摩川にもランニングクラブが有ります。
少しの勇気が後々の楽しいランニングライフに繋がると思います。