中足骨骨折

第五中足骨骨折
足首を捻挫したついでに折れてしまう事が多い骨折です。

固定期間は4週間前後
LIPUSという超音波を照射すると癒合期間が20%~40%早くなります。
照射期間はできるだけ毎日20分照射が望ましいいです。
痛みもカユミもありません。

成長期腰椎分離症に対する低出力超音波パルス治療の効果

この様な研究結果も報告されております。

固定方法などで照射出来ない場合もありますが、骨折を少しでも早く治したい場合にお勧めの治療法です。

受傷一週目(赤い丸の中に見える斜めの線が骨折線です。)

14540011

受傷4週目(骨折線が消えております。)

1454002

スポーツや仕事で歩かなければならないなど、早く治したい場合はご相談下さい。

鵞足炎

EMERG099

変形性関節症を疑って来院された40台の男性です。

黄色が半月板です、赤は側副靭帯などの軟部組織です。

関節面に異常は無く圧痛点が鵞足部に限局しておりました。

左右差を調べると緑のラインで厚みが違います。

軟部組織が肥厚しております。

伺ってみると変形を疑い運動を強化していた模様です。

今回はそれが裏目に出たケースです。

鵞足炎はニーイン、トゥーアウトという足の姿勢で起きやすいです。

今回は消炎処置と超音波治療にて該当筋をゆるめ経過観察としました。

腸脛靭帯炎

こんにちは

飛田給鍼灸マッサージ整骨院院長 叶内です。

余談ですが
先日、飛び込みの患者さんを診察していると、先生(院長)に診てもらいたいと言われ落ち込んでおります、いかんせん貫禄がないので(苦笑

それはさておき、ここ最近来院される方の傾向は、某大学の駅伝部の方々が来院されるのも伴い、ランナーの関係のケガが多い傾向です。

とりわけ多いのが、腸脛靭帯炎です。

腸脛靭帯というのは日本名で英語表記では臀筋の筋膜となります。

治療には、痛む部位は炎症を抑える治療を行い、メインは臀筋の筋膜治療になります。

臀筋が硬いと治りが悪く、テニスボールなどでセルフケアもしていただいております。

それもで治りが悪い場合は膝の専門医の先生を紹介させていただいております。

程度にもよりますが1ヶ月~3ヶ月程治療にかかる場合が多いです。

消炎鎮痛剤を併用するともう少し早いかもしれません。

殆どの方が大会の直前に来院されるので、DNSされたり出走してもDNFになります。

違和感をかんじたら早めの受診をお勧めします。

治療費の目安は 保険負担+2,000円位となります。

全身調整の場合は 保険負担+3,120円となります。

学生の場合は 保険負担+1,000円です。

腱板損傷

1251005

腱板損傷を疑える症例です。

症状
上腕側方挙上時、前方挙上時、結帯動作にて疼痛発現。

検査
ドロップアームテスト陽性
ペインフルアークサイン陽性

視診
上腕を挙上時反対側の手を沿えなければ挙上できない。
腱板部に異常は見れらない。

エコーにて検査をすると、棘上筋に低エコー領域があり、損傷、または断裂を疑った。

電気治療にて痛みの治療はできるが、治療は保存療法か外科的な方法か医師に対診をおねがいしました。

軽度の損傷であれば保存的な治療が可能ですが、上腕の挙上が重度に障害されていましたので、今回のケースは非常に迷うケースです。

いわゆる五十肩に似たような症状なのですが、やはり早めの医療機関の受診をお勧めします。

当院ではエコーも使用し検査をした結果、重篤な場合はしかるべき医療機関へご紹介しております。

肋骨骨折

529003

肋骨骨折は多い症例です。

基本的には直接当たったりして負傷することが多いです。

まれに咳やくしゃみなどでも折れる事があります。

レントゲンでは見づらい骨折ですが、エコーを併用使用すると見つけることができます。

治療は痛みが有る場合はバストバンドで固定すると楽ですが、2週間位は動いたりすると痛みがあります。

4週間位で骨癒合がみられます。

当院では低出力パルス超音波にて骨癒合を促進させる治療が可能です。

脇腹に痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。

変形性股関節症

1116001

1116002

生まれつき股関節に傷害を抱えておられる方の股関節です。

エコーにて股関節を観察してみました所、やはりコブの様に股関節に変形がありました。

正常な側は綺麗なくびれのある股関節ですが、患側はコブの様に変形しております。

骨に異常が有るので根本的な解決には手術が有効かと思いますが、

まだお若い方なので、手術はいずれとして、それまで頑張りたいとのご相談を頂きました。

【 治療 】

痛みに関しては、痛みの分布を調べてトリガーポイント治療を施術します。

殆どの方は変形のある側の股関節の筋肉が低下しております。

運動療法が重要となり、当院ではチューブトレーニングを取り入れております。

テクトロンという治療機器にトレーニングモードがありますので、それを施しながらトレーニングをしたり、

グローブ治療を併用し筋肉の反応をよくするトレーニングをしております。

しかしながら、変形性の痛みはとても時間がかかる場合が多いですが、しっかしトレーニングをしますと、

一年後の痛みが違います。

この様なお悩みがありましたらご相談くださいませ。

第五中足骨骨折

282037澤田さんXP

むかしは下駄骨折と言われておりました。

今回は患者さんのご協力の元、レントゲン写真とエコーの見え方について検証しました。

レントゲンは全体像を捉えるので見やすいのですが、簡易的ではありません。

一方エコーは直ぐに撮影ができますが、一部分しか見えないので時間がかかります。

その代わり色々な方向から検証しリアルタイムで診察出来ます。

我々、柔道整復師はレントゲンが扱えないのでエコーにて診察しております。

今回の検証ではエコーでも十分骨折を捉える事が可能であるという事が解りました。

飛田給鍼灸整骨院ではエコーを使用し、ケガの程度を判断します。

骨折が疑われる場合は提携しております整形外科に紹介をさせて頂き、その後の治療は整形外科と平行して早期治癒を目指しております。

【治療】
低出力超音波治療をします。

超音波骨折治療法は、低出力超音波パルス(LIPUS)という弱い超音波を利用しています。
LIPUSは、これまで医療で使われてきた超音波とはまったく異なります。大きな特徴は、非常に微弱な超音波を、患部に断続的にあてることです。具体的には、1万分の2秒あてて1万分の8秒休止するというサイクルです。
連続的にではなく、断続的に細胞を刺激することで、骨の癒合が促進されると考えられています。

これは治りににくい骨折程効果があります。

当院にもLIPUSを常備しておりますので、できるだけ毎日通院して頂いております。

20分程なのでそれほど面倒では無いとおもいます。

日頃のケアから骨折まで飛田給鍼灸整骨院にご相談下さいませ。

トリガーポイント治療

こんにちは。

先日発売された雑誌Tarzanでも紹介されておりました、【トリガーポイント治療】についてご紹介したいと思います。

飛田給鍼灸整骨院では、治療の選択肢としてトリガーポイント治療を取り入れております。

診察により筋膜性疼痛症候群(MPS)と判断された場合、トリガーポイント治療をお勧めしております。
MPSはこちらのページを参照して下さい。
http://www.jmps.jp

トリガーポイントができると次の様な痛みが出現します。

肩甲挙筋という肩の筋肉を例に挙げますと、この様な痛みがでます。
肩甲挙筋TP

痛みの出ている場所と、原因となる場所が離れているのが分かります。

腰を例に挙げますと

image61

この様に、臀部に痛みがありますが・・・
この場合、痛みのある臀部を治療するのではなく、腰にある腰方形筋という筋肉を治療しなければなりません。

ほぼすべての筋肉にこの様な分布があり、症状と照らし合わせながら原因の筋肉を探し、トリガーポイントがあるのか調べ治療します。

【治療方法】

一番は鍼治療がお勧めです。

目的の筋肉まで鍼を侵入させていくと、痛みのある部分にズーンというヒビク感覚があります。
ヒビキが苦手な方もおられますが、心地良い痛みに感じると思います。

鍼治療が苦手な方には、【ライズトロン】を使用したマッサージ治療と運動療法をお勧めしております。

ライズトロンとは超短波治療です。超短波はからだの奥まで届く電波の一種で、深部の筋肉まで温める事ができます。
ライズトロンを使用すると筋肉の血流が上昇し、血行が改善されます。
その状態でマッサージを施術しますと、一層の効果が期待できます。

Tarzanでも紹介されておりましたが、治療の効果を持続させるのには運動療法が最適です。
5分でも時間があれば、ご自宅などで出来るストレッチなどを紹介させて頂いております。

痛みには色々と原因があります。
飛田給鍼灸整骨院では症状に照らしあわせた治療法をご提案させて頂いております。

ご不明な点がございましたら、お問い合わせ下さい。

重度のテニス肘(外側上顆炎)+上腕骨外側上顆剥離骨折+筋断裂

テニス肘

外側上顆炎
一般的なテニス肘、患側の筋肉が肥厚して炎症を伺えます。

今回はテニス肘です。

上の写真左が患側ですが、小さい骨片が写っております。
一件目の病院ではレントゲン撮影の上テニス肘との診断を受けましたが、痛みが続いた為、スポーツに強い病院にてMRIを撮影したとこと、上腕骨外側上顆の剥離骨折と筋断裂がありました。

エコーでも確認できました。また手首を曲げる筋肉の断裂も確認できました。

とてもめずらしい症例なのですが、単純なテニス肘といえどもしっかりと診察しなければならないと肝に銘じられました。

こちらのケースの場合、手術が適応だと思いますが、痛みがあまり強くないので保存療法を希望されております。

当院では超音波治療がとMPS(筋膜性疼痛症候群)の治療がメインになります。

指の伸筋(のばす筋肉)と手首の伸筋に超音波治療器を当てて3~5分照射します。

超音波治療にはコツがあるのですが、多くの治療院では半分の出力(1ワット)ですが、当院では最大出力2ワットで施術しております。

出力を上げることで、効率よく患部に超音波を照射できます。音波痛という骨の痛みや熱さがリスクなのですが、そこはコツがあります。

テニス肘は治療以外にも日常でのケアが重要で、手首のストレッチと握る筋肉を強化して頂きます。

どんな治療をしても、痛みを抱えながら痛む原因の動きをしてしまうと、快方に向かうことが少ないので、2~3週程度休んで頂く事もあります。

私もテニスをしていたので、テニス肘に関しては理解をし易いケガの一つです。

お早めにご相談下さいませ。

膝蓋靭帯炎

無題

今回は膝蓋靱帯炎です。

ランナーの方でひざに違和感を感じ、来院されました。

痛みのレベルはそう高くはないのですが、走ると痛みを感じます。

見た目は全く異常は見受けられないので、超音波画像診断器(エコー)を使用しました。

痛みの場所は膝のお皿(膝蓋骨)の下の辺りでした。

その場所は膝蓋靭帯というしっかりとした靭帯があります。

エコーで観察してみると健側とくらべ画像左の患側は靭帯が肥厚しており、軽い炎症をみとめました。

治療は超音波治療と電気治療にて消炎処置をいたしました。

一回の治療で大分痛みのレベルは軽減しましたので、週に一回程度の治療をご提案し、経過観察になりました。

東京マラソンも近いですし、ランニング時の痛みは膝が多いです。
やはり早め治療やご相談をお勧め致します。