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肋骨骨折

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肋骨骨折は多い症例です。

基本的には直接当たったりして負傷することが多いです。

まれに咳やくしゃみなどでも折れる事があります。

レントゲンでは見づらい骨折ですが、エコーを併用使用すると見つけることができます。

治療は痛みが有る場合はバストバンドで固定すると楽ですが、2週間位は動いたりすると痛みがあります。

4週間位で骨癒合がみられます。

当院では低出力パルス超音波にて骨癒合を促進させる治療が可能です。

脇腹に痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。

第五中足骨骨折

282037澤田さんXP

むかしは下駄骨折と言われておりました。

今回は患者さんのご協力の元、レントゲン写真とエコーの見え方について検証しました。

レントゲンは全体像を捉えるので見やすいのですが、簡易的ではありません。

一方エコーは直ぐに撮影ができますが、一部分しか見えないので時間がかかります。

その代わり色々な方向から検証しリアルタイムで診察出来ます。

我々、柔道整復師はレントゲンが扱えないのでエコーにて診察しております。

今回の検証ではエコーでも十分骨折を捉える事が可能であるという事が解りました。

飛田給鍼灸整骨院ではエコーを使用し、ケガの程度を判断します。

骨折が疑われる場合は提携しております整形外科に紹介をさせて頂き、その後の治療は整形外科と平行して早期治癒を目指しております。

【治療】
低出力超音波治療をします。

超音波骨折治療法は、低出力超音波パルス(LIPUS)という弱い超音波を利用しています。
LIPUSは、これまで医療で使われてきた超音波とはまったく異なります。大きな特徴は、非常に微弱な超音波を、患部に断続的にあてることです。具体的には、1万分の2秒あてて1万分の8秒休止するというサイクルです。
連続的にではなく、断続的に細胞を刺激することで、骨の癒合が促進されると考えられています。

これは治りににくい骨折程効果があります。

当院にもLIPUSを常備しておりますので、できるだけ毎日通院して頂いております。

20分程なのでそれほど面倒では無いとおもいます。

日頃のケアから骨折まで飛田給鍼灸整骨院にご相談下さいませ。

重度のテニス肘(外側上顆炎)+上腕骨外側上顆剥離骨折+筋断裂

テニス肘

外側上顆炎
一般的なテニス肘、患側の筋肉が肥厚して炎症を伺えます。

今回はテニス肘です。

上の写真左が患側ですが、小さい骨片が写っております。
一件目の病院ではレントゲン撮影の上テニス肘との診断を受けましたが、痛みが続いた為、スポーツに強い病院にてMRIを撮影したとこと、上腕骨外側上顆の剥離骨折と筋断裂がありました。

エコーでも確認できました。また手首を曲げる筋肉の断裂も確認できました。

とてもめずらしい症例なのですが、単純なテニス肘といえどもしっかりと診察しなければならないと肝に銘じられました。

こちらのケースの場合、手術が適応だと思いますが、痛みがあまり強くないので保存療法を希望されております。

当院では超音波治療がとMPS(筋膜性疼痛症候群)の治療がメインになります。

指の伸筋(のばす筋肉)と手首の伸筋に超音波治療器を当てて3~5分照射します。

超音波治療にはコツがあるのですが、多くの治療院では半分の出力(1ワット)ですが、当院では最大出力2ワットで施術しております。

出力を上げることで、効率よく患部に超音波を照射できます。音波痛という骨の痛みや熱さがリスクなのですが、そこはコツがあります。

テニス肘は治療以外にも日常でのケアが重要で、手首のストレッチと握る筋肉を強化して頂きます。

どんな治療をしても、痛みを抱えながら痛む原因の動きをしてしまうと、快方に向かうことが少ないので、2~3週程度休んで頂く事もあります。

私もテニスをしていたので、テニス肘に関しては理解をし易いケガの一つです。

お早めにご相談下さいませ。

アキレス腱断裂

写真 2014-12-18 9 20 25

整骨院で働いているとわりと多い症例です。

黄色い◯の所が断裂部分です。

アキレス腱はエコーを使用すると簡単に見つける事ができます。

アキレス腱は完全に切れてしまう事が多いのですが、この方の場合その寸前だった模様です。

早めに発見できてよかったです。

異常を感じたらやはり早めの医療機関の受診をお勧め致します。

ふとももの肉離れ

大腿肉離れ解

肉離れが続きますね。

この時期運動会や、いろいろなスポーツの大会が続きます。
普段あまり運動をしていないお父さん、お母さんの怪我が増えます。

こちらの患者さんは40代男性で、野球をしていて受傷しました。野球は経験者です。
はじめてこの様な怪我をされたそうです。
この時期は朝の冷え込みもあります。
週末の運動で普段の疲労が取れていない状態で運動をすれば。思わぬ怪我に結びつきます。

治療は
バンテージで圧迫固定をしました。
ただ今回は結構深い所の筋肉が損傷しており、固定も難しいかもしれましせんが、包帯ではなく強力なバンテージにて固定しました。
エコーで観たとこと皮膚から5cm位下なので超音波もギリギリ届くかという所です。

これからの季節は運動前にしっかりとマッサージやストレッチをして、筋肉にしっかりと血流を確保して運動をしましょう!

飛田給鍼灸整骨院では
試験的にこの季節、スポーツ用のマッサージオイルを導入しました。
自転車競技の盛んなヨーロッパではオイルマッサージが主流です。
ぜひお試しくださいませ。

ふくらはぎの肉離れ

腓腹筋肉離れ

ふくらはぎの肉離れの患者さんです。

他院にて治療はされておられましたが、回復したのか確認も含めエコーを希望されて来院されました。

触診をしてみるとまだ、硬結があり筋繊維は回復していないと判断しました。
エコーで撮影すると腓腹筋というふくらはぎの筋肉をアキレス腱の移行部に断裂した跡がありました。

当院では肉離れの場合第一に圧迫して固定をします。
これだけで大分治りが違います、その上で超音波治療とライズトロン治療を併用します。

超音波治療は500円玉位の範囲を照射できるのですが、触診だけですとズレてしまいます。
当院ではエコーを使用し、的確に患部へ照射することにより治療効果を高めております。

この方の場合、治癒まではあと3週間位かかると思います。
肉離れは初期の治療が重要です。
たかが肉離れと思わず、しっかりと治療をしましょう。

テニス肘

テニス肘解

おはようございます。

テニス肘の患者さんです。
テニス歴は10年以上のベテランの方です。
通常テニス肘はバックハンドで頻発します。

テニス肘とは
外側上顆炎という状態で、指や手首を伸ばす筋肉が外側上顆という骨の部分に付着しています。
それらの筋肉が意思とは別に力が加わり、付着部の骨に負担がかかり炎症します。

エコー
この患者さんの場合、骨の変形もエコーでみられます。
矢印の部分が外側上顆です、左が患側です。
赤い線の筋肉も大分腫れており患側の方が相当太くなっております。

おそらくずいぶん前か負荷がかかり、今回なんらかの要因(練習が増えた、試合が多くあったなど)にて痛みがでたと思います。

症状も手首や指に負荷をかけると痛みが出ますし、肘を押すと圧痛が著名に出ます。

治療法
ここまで症状が進行していると治りも悪く、テニスを3週間はお休みして頂きながら治療が必要です。
超音波治療とライズトロンにて血流の改善を計り、消炎鎮痛処置をします。
また、テニスエルボー用のサポーターを常時装着して頂きます。

まずは一旦競技はお休みした方が治りは良いですが。。。中々皆さんお休みをしてもらえません。

秋は色々なスポーツの試合が有り頑張りたい方を応援したいですね!

太ももの打撲、挫傷

右大腿部打撲
アメリカンフットボールの選手です。

明らかに健側の画像と違い黒く内出血や筋繊維の断裂を疑います。
健康な筋肉は鳥のささみの様に繊維状に綺麗に写ります。

練習中に太ももに打撃をうけて来院しました。

ふとももの筋肉は緊張しておりましたが、受傷時よりは痛みは引いておりました。
チームトレーナーの治療をうけておりましたので、腫れや痛みはそれほど強くありませんでした。

コンタクトスポーツではどうしてもこの手の怪我が多いですが、初期の治療が適切だったので治りも早かったです。
かるい怪我の様にみえてもエコーで撮影すると、どの程度の深さなのか、どの位の範囲の損傷なのかはっきり確認できるので、
その後の治療も順調に進みます。

【治療】
エコーにて場所を確認し、超音波治療を継続しております。

打撲や肉離れは整骨院でも診察できます。
飛田給鍼灸整骨院ではエコーを導入しておりますので、お悩みがございましたらお気軽にご相談下さい。

成長期のかかとの痛み

高学年の小学生です。

サッカーをしており、かかとが痛いと来院しました。
サッカーや陸上などの競技で、踵の痛みはシーバ病が多いです。

踵にこれから大人の骨になる軟骨があるのですが、その軟骨がアキレス腱の引っ張りや、かかとからの突き上げる衝撃で
軟骨に亀裂が生じたりします。

2~3週間おとなしくしていれば治りますが、説得しても競技を続けてしまう子が多いです・・・
踵骨骨端症
かかとのエコー画像です。
少し亀裂が入っております。
2週間は安静にしてもら約束をしてインソールをしてもらいましたが・・・試合にでたそうです。
子供は自分では運動量を調整出来ません。
親御さんやコーチなどの大人の協力が必要になります。

今後も楽しくスポーツを楽しみたい場合は成長期における運動量の調整が重要です。

お子さんが異常を訴えた時は少し治療には遅い場合が多いので、周りの大人が見てあげるような環境が日本には必要ですね。

腓骨外踝骨折 くるぶしの骨折

こんにちは。

整骨院の仕事には捻挫などに加え、骨折の患者さんが来院される事もあります。

多いのが足首周りの骨折です。
開院してから数名の来院があります。
飛田給鍼灸整骨院では超音波画像診断装置を使用して診察します。

殆どの方が捻挫かな?程度で来院されますが、
腫れの具合や特徴的な痛み方などから推測し画像で調べてみると、
骨折している場合があります。

この画像も足の腓骨という骨の骨折です。
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超音波画像装置は放射線の被曝などの心配はありません。
また、直ぐにその場で観察出来るので説明をしながら診察が出来ます。

適切な治療を行えば4~5週間のギプス固定。
その後リハビリを開始しますが、複雑な骨折の場合はリハビリのほうが期間を
要する事が多いです。

捻挫だと軽んじずに、怪我をした時は早めに治療を受けましょう。