テニス肘

テニス肘解

おはようございます。

テニス肘の患者さんです。
テニス歴は10年以上のベテランの方です。
通常テニス肘はバックハンドで頻発します。

テニス肘とは
外側上顆炎という状態で、指や手首を伸ばす筋肉が外側上顆という骨の部分に付着しています。
それらの筋肉が意思とは別に力が加わり、付着部の骨に負担がかかり炎症します。

エコー
この患者さんの場合、骨の変形もエコーでみられます。
矢印の部分が外側上顆です、左が患側です。
赤い線の筋肉も大分腫れており患側の方が相当太くなっております。

おそらくずいぶん前か負荷がかかり、今回なんらかの要因(練習が増えた、試合が多くあったなど)にて痛みがでたと思います。

症状も手首や指に負荷をかけると痛みが出ますし、肘を押すと圧痛が著名に出ます。

治療法
ここまで症状が進行していると治りも悪く、テニスを3週間はお休みして頂きながら治療が必要です。
超音波治療とライズトロンにて血流の改善を計り、消炎鎮痛処置をします。
また、テニスエルボー用のサポーターを常時装着して頂きます。

まずは一旦競技はお休みした方が治りは良いですが。。。中々皆さんお休みをしてもらえません。

秋は色々なスポーツの試合が有り頑張りたい方を応援したいですね!


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